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<title>負け組人間のチラ裏箱</title>
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<description>変なエッセイもどきの文章や小説などをまったりと更新。</description>
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<title>ゲシュタルト崩壊から推察される『液体』という文字についての起源の考察とその有効的活用法。</title>
<description> 本を読んでて、『液体』って文字を見てゲシュタルト崩壊。 そこであることに気づく。 『液体』 ↓ゲシュタルト崩壊。 『さんずい＋夜＋にんべん＋本』 さんずいは水。 にんべんは人。 つまりは、『液体』ってのは『水＋夜＋人＋本』 ここから導きだされた結論。 『液体』という文字はエロ本読んでオ○ニーするヤツの姿だったんだ！！ ビバ！！象形文字！！今度からエロ本派の友人を、 液体人間もしくはリキッドタイプと呼ぶことにし
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<![CDATA[ 本を読んでて、『液体』って文字を見てゲシュタルト崩壊。 <br />そこであることに気づく。 <br /><br />『液体』 <br />↓ゲシュタルト崩壊。 <br />『さんずい＋夜＋にんべん＋本』 <br /><br />さんずいは水。 <br /><br />にんべんは人。 <br /><br />つまりは、『液体』ってのは『水＋夜＋人＋本』 <br /><br />ここから導きだされた結論。 <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />『液体』という文字はエロ本読んでオ○ニーするヤツの姿だったんだ！！ <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />ビバ！！象形文字！！<br /><br />今度からエロ本派の友人を、 <br />液体人間もしくはリキッドタイプと呼ぶことにします。 <br /><br />あ、ちなみにオレは動画派なんであてはまりません。 <br /><br />というか、こんな連想をするオレは死んだほうがいいのかもしれない。 <br />ハリーに死んだほうがいいのかもしれない。 <br />さぁ、首をつろう。 <br /> ]]>
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<dc:subject>ネタ</dc:subject>
<dc:date>2008-01-12T07:48:11+09:00</dc:date>
<dc:creator>あんだぁばーど</dc:creator>
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<title>拝啓、T.I様</title>
<description> 冷たい海にあの日の感触がよみがえる。 波は断続的に足クビまで濡らしていく。 遠くを見渡すと、ボクの記憶を映すように色あせた青が見える。 ひいていく波の線が、 青空に溶けていく、白い飛行機雲のようにすーっと消えていった。 今日という日が、こころの奥の深く深いところにある、 今はもう誰にも見せないようにしてる、 自分でも忘れようとつとめてる場所を微かにうずかせる。 いつも、気づかないようにしている痛み。 ほん
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<![CDATA[ 冷たい海にあの日の感触がよみがえる。 <br />波は断続的に足クビまで濡らしていく。 <br />遠くを見渡すと、ボクの記憶を映すように色あせた青が見える。 <br />ひいていく波の線が、 <br />青空に溶けていく、白い飛行機雲のようにすーっと消えていった。 <br />今日という日が、こころの奥の深く深いところにある、 <br />今はもう誰にも見せないようにしてる、 <br />自分でも忘れようとつとめてる場所を微かにうずかせる。 <br />いつも、気づかないようにしている痛み。 <br /><br />ほんの一年前、世界がキミを隠してしまったから、 <br />キミの顔もスタイルも、今でははっきり思い出せない。 <br />いつかキミと、海に行こうと約束を交わしたような気がする。 <br />あれからボクは自分をひたすらに殺しながら毎日を過ごしてきて、 <br />いつのまにか、その約束すらもおぼろげに。 <br />ボクが今、目指してきた道を進んでいるのかどうかもわからない。 <br />きっと僕は、これからもキミを失くし続ける。 <br /><br />でも、キミの気配だけははっきりと覚えている。 <br />キミの声がどんなふうにボクを落ち着かせたか。 <br />キミの髪がどんな香りを流していたか。 <br />キミの料理がどれほどおいしかったかは、 <br />もう美化されてしまってる気がするけど。 <br />キミとのセカイがどんなふうに輝いていたかは微かに思い出せる。 <br /><br />ねぇ、キミがセカイのどこにいても、 <br />どうか、ボクの声がとどきますように。 <br />ボクは優しくかっこよくありたい。 <br />ボクの声がセカイの空気に流れ込んで、 <br />いつか、どこかに生きてるキミに届くように。 <br />どれほど遠くにセカイがキミを隠したとしても。 <br />ボクは生きていく。 <br /><br />月明かりも見えない空を眺めるベランダであの日の歌が聞こえる。 <br />遠くから吹く風に、キミの声はひっそりと流れてるんだろうか。 <br />あの雲のむこうには、いまでもあの日の月明かりがあるのか。 <br />あの頃、寒い公園で身を寄せ合いながら、 <br />見渡したセカイには優しさが満ちていたはずなのに。 <br />今のボクは孤独に包まれ、うつろうこころに傷ついている。 <br />きっとボクたちは、これからも互いを失い続ける。 <br /><br />でも、キミのぬくもりはボクをあたため続けている。 <br />キミの唇のやわらかさがどんなに愛おしかったか。 <br />キミの肌がどんなに滑らかにボクの指をすべらせたか。 <br />キミの顔がどれほ可愛く思えたかは、 <br />もう美化されてしまってる気がするけど。 <br />キミとのセカイがどれほど幸せに満ちていたかは微かに思い出せる。 <br /><br />ねぇ、ボクがセカイのどこにいても、 <br />どうか、キミの声がとどきますように。 <br />ボクは優しくかっこよくあるから。 <br />ボクたちの声がセカイの空気に流れこんで、 <br />いつか、遠く離れて生きるふたりに届くように。 <br />ボクは生きていきたい。 ]]>
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<dc:subject>散文？</dc:subject>
<dc:date>2007-10-01T00:00:58+09:00</dc:date>
<dc:creator>あんだぁばーど</dc:creator>
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<title>世界の終わりに適当な思考をだらだらと</title>
<description> 押入れの中に眠っていたマンガを読んで思い出した。 オレらが子どもの頃、世界は滅ぶはずだった。 ノストラダムスなんて予言者の言葉で、 恐怖の大王とやらが落ちてきてオレらは滅ぶはずだった。 その話を聞いたのをよく覚えてるのは小学生の頃だっただろうか。 オレらが高校生の頃に死んじゃうんだねぇ、 そう言ったクラスメイトの顔は思い出せないけど、 その言葉が未だに頭に残っている。 でも、その前にテレビの特集などで知っ
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<![CDATA[ 押入れの中に眠っていたマンガを読んで思い出した。 <br />オレらが子どもの頃、世界は滅ぶはずだった。 <br /><br />ノストラダムスなんて予言者の言葉で、 <br />恐怖の大王とやらが落ちてきてオレらは滅ぶはずだった。 <br /><br />その話を聞いたのをよく覚えてるのは小学生の頃だっただろうか。 <br />オレらが高校生の頃に死んじゃうんだねぇ、 <br />そう言ったクラスメイトの顔は思い出せないけど、 <br />その言葉が未だに頭に残っている。 <br />でも、その前にテレビの特集などで知ってたような気もする。 <br /><br />漠然とした恐怖感を抱いてなかったと言えばウソになる。 <br />こころのどこかで怖いという思いを感じてはいた。 <br /><br />ただ、その一方で、滅びるという意味がわからないでもいた。 <br /><br />死ぬという意味さえよくわからなかった子どもの頃。 <br /><br />ただ、家族がいなくなるということに恐怖は感じて、 <br />そんな夢を見て泣いていたので、たぶん滅ぶってのは、 <br />そういういろんな人とわかれてしまうことなんだろうと感じていた。 <br /><br />それからも地方によってもそんな噂話があるんだろうが、 <br />「地元の近くの海でもうすぐ大きな大地震が起こるって、 <br />どっかの占い師が言ってたらしいよ」と、そんな噂話をしては、 <br />「わー、怖い」というクラスの女の子たちの会話を聞きながら、 <br />こっちはこっちで、テレビゲームなどのバカな話をしたりして、 <br />日常を過ごすということが何度かあった。 <br /><br />もちろんその話が耳に入ったことで、 <br />多少の恐怖を感じたのは事実である。 <br /><br />だからといって、どっかよそに引っ越そうよなんて、 <br />親に真顔で言ったりしなかったのは、 <br />こころのどこかでそんなことがおこるはずはないという、 <br />思いがあったからだろう。 <br />そんなバカな話があるか、と思っていたのだろう。 <br /><br />だからノストラダムスの予言なんてものも、 <br />本気になって信じてはいなかったわけで。 <br /><br />弟が「どうせ世界なんて滅ぶんだから、 <br />勉強したって仕方ないし、お金ためたって仕方ないよ」 <br />と言ったのは、マジだったのか、冗談だったのかは、 <br />今のオレにはわからないけど、 <br />たぶん冗談だったんだろうとは思う。 <br />弟のほうがオレよりリアリストであるから。 <br /><br />でもどこかでオレはそれを少し信じていたような気がする。 <br />どうせ滅ぶんだから仕方がないじゃん。 <br />なんて、将来のことをろくに考えずに生きていた気がする。 <br /><br />やりたいこともなりたいものもあった。 <br />でも、どこかであきらめている自分もいた。 <br /><br />流されるままにその日を楽しく生きて、そして死んでやろう。 <br />どうせみんな死ぬなら怖くないじゃん。 <br />そんな風に投げやりに考えてた気がする。 <br /><br />でも一方でそんなことを信じていない自分がいるんだから、 <br />一生懸命何かに打ち込んで一心不乱になって、 <br />それらのことを考えずに色んな努力をした自分もいた。 <br /><br />世界や社会、人なんてもののこともよくわからなくて、 <br />必死になっていろんな本を読み漁り、 <br />理解できないまま知識ばかりがふくれあがっていった。 <br /><br />矛盾した自分の思考について考えていくと、 <br />どんどん疲れていくのが嫌になり、 <br />ひたすら陸上部で走ったり勉強したりしてた。 <br />陸上が嫌になって辞めて、でも学校では <br />これをやれあれをやれと言われ続け、 <br />ただただ大人しくそれらの課題をやり続けてたら、 <br />1999年の7月なんてものが終わっていた。 <br /><br />やっぱこんなもんだ、ホラね。 <br />なんて感じたのもつかの間、高校2年生の7月ってことは、 <br />今度は進路なんてもんが待っている。 <br />こころのどっかで破滅を考えてた分のエネルギーを、 <br />今度は全力で将来のことを考えることになるわけで。 <br />そしてそれらのことをクリアして、今の自分がいる。 <br /><br />でも、たぶん、今もオレはその恐怖感とやらに支配されてるんだ。 <br /><br />こころのどこかで、世界は滅ぶもんだと思ってるんだろう。 <br />それも、ある日突然、自分の意思と関係なしに。 <br /><br />だから、どこにいても虚無感をぬぐえないのかもしれない。 <br /><br />そして実際世界は滅ぶということもわかってきた。 <br /><br />自分が信じてる世界なんてたやすく壊れてしまうものなんだ。 <br />簡単な例で言えば、冥王星が惑星じゃなくなったようなもんだ。 <br /><br />それまで自分が信じてた世界なんて、 <br />あっという間にたやすく壊れてしまうものなのだ。 <br /><br />今日正しかったことが、明日も正しいという保証はどこにもない。 <br />今日仲のよかったカップルが、明日は別れることだってあるんだ。 <br /><br />そんな風に、ミクロに考えていけば、 <br />世界なんてものはいつも壊れている。 <br /><br />明日には殺人鬼の手によって、 <br />人生終わる可能性だって0じゃない。 <br /><br />だから、今もオレは壊れてしまう世界におびえてしまうわけだ。 <br /><br />仲のいい友だちから見放されるかもしれないということにも。 <br /><br />そんなこと気にしてても仕方ないよ。 <br /><br />そう自分に言い聞かせながら、今日も生きている次第です。 <br /><br /><br /><br /><br />パッパラ隊を読んでここまで考えてしまう頭ってのも、 <br />ホント、損な思考形態をしてますなぁ。 <br /><br />楽しいことは楽しいこと。 <br />先々のことを考えておびえるだけ損だってわかっちゃいるんだけどね。 <br /><br />それでも、将来のことを考えなきゃいけない現状、 <br />どうしても色んなことを考えてしまうわけで。 <br /><br />オレが今こうやって書いたことも、 <br />明日になれば、また違うこと書くかもしれないわけで。 <br /><br />しょせん過去にオレがこう思ってたってことだって、 <br />今のオレが考えたことでしかないからねぇ。 <br /><br />あー、相変わらず何書いてんのか、 <br />わかんねーことかいてんなぁオレは。<br /> ]]>
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<dc:subject>エッセイもどき</dc:subject>
<dc:date>2007-08-28T11:19:17+09:00</dc:date>
<dc:creator>あんだぁばーど</dc:creator>
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<title>錬金術</title>
<description> 自販機でコーヒーを買おうと思い100円投入。 ことーんとなんか軽い音が聞こえる。 つり銭のところからなので、 100円が反応されなかったのだろうと思う。 手を入れてみる。 1円玉が1枚……………orz 自販機の中でいったいどんな錬金術が繰り広げられたんですか？ 教えてエド（この作品読んでないんだけどねｗｗ）。 なんだろう、オレなんか悪いことしたかなぁ。 とりあえず1円玉投入。 1円玉がでてくる。 もうどうしろと。 試しに20円い
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<![CDATA[ 自販機でコーヒーを買おうと思い100円投入。 <br /><br />ことーんとなんか軽い音が聞こえる。 <br /><br />つり銭のところからなので、 <br />100円が反応されなかったのだろうと思う。 <br /><br />手を入れてみる。 <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />1円玉が1枚……………orz <br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />自販機の中でいったいどんな錬金術が繰り広げられたんですか？ <br /><br />教えてエド（この作品読んでないんだけどねｗｗ）。 <br /><br />なんだろう、オレなんか悪いことしたかなぁ。 <br /><br />とりあえず1円玉投入。 <br /><br />1円玉がでてくる。 <br /><br />もうどうしろと。 <br /><br />試しに20円いれてみる。 <br /><br />20円入る。 <br /><br />思い切って100円いれてみる。 <br /><br />今度はちゃんと反応。 <br /><br />というわけで、219円の缶コーヒーは少し涙の味がしました。 <br /> ]]>
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<dc:subject>ネタ</dc:subject>
<dc:date>2007-08-24T08:14:40+09:00</dc:date>
<dc:creator>あんだぁばーど</dc:creator>
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<title>幸せについてちょっとだけ考えてみた</title>
<description> 自動ドアが開き、本屋に入る。 年寄りの老夫婦がやってるらしい小さな本屋だ。 今日カウンターにいるのはおじいさんの方だった。 オレが高校生の頃に比べて、 市内の本屋はだいぶつぶれてしまっているが、 こんな小さい本屋が生き残ってるのは、 わりとマニアックな本まで仕入れているからだろうか。 まぁ、マニアックなのにはもちろんエロ本も含まれている。 つくばにあるどこぞのコンビニもそうだが、 エロ本がマニアックだと競
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<![CDATA[ 自動ドアが開き、本屋に入る。 <br />年寄りの老夫婦がやってるらしい小さな本屋だ。 <br />今日カウンターにいるのはおじいさんの方だった。 <br /><br />オレが高校生の頃に比べて、 <br />市内の本屋はだいぶつぶれてしまっているが、 <br />こんな小さい本屋が生き残ってるのは、 <br />わりとマニアックな本まで仕入れているからだろうか。 <br />まぁ、マニアックなのにはもちろんエロ本も含まれている。 <br />つくばにあるどこぞのコンビニもそうだが、 <br />エロ本がマニアックだと競争に生き残れるのかもしれない。 <br />ああ、それに両方の共通点がまだあった。 <br />このご時世にもかかわらず、 <br />両方ともエロ本が読めないようにされてないってことだ。 <br />やっぱりエロの力は偉大なようだ。 <br />パソコンが普及したのも、エロの力と言われてるくらいだからな。 <br /><br />でも今年帰ってきて驚いたんだが、 <br />ここの本屋はゲームソフトまで売るようになっていた。 <br />パソコン用のエロゲまで売ってるし。 <br />多角経営に手を出したってことは、 <br />もしかしたら来年あたり潰れてるかもね。 <br /><br />12月も半ばだから外が寒かったからか、暖房が入っているのか、 <br />たぶんその両方の要因からだろう、 <br />体の表面がやんわりとあたたまっていく。 <br /><br />店内に人は少ない。 <br />ざっと見た感じ30近そうな男が一人くらいだ。 <br />時間が21時40分過ぎだし、もしかしたら閉店が近いのかもしれない。 <br /><br />とくに立ち読みしたい雑誌もないので、目的のマンガ本を探す。 <br /><br />目的のものは少し奥に進んだところの、新刊本コーナーにあった。 <br />本棚の下から二段目に背表紙をこちらに向けておいてあった。 <br /><br />普通はもっと目立つところに平積みじゃね？ <br />と思ったが、まぁそこまで人気の高い作品でもないのだろうから、 <br />もしかしたらこの位置で妥当なのかもしれない。 <br /><br />しかしここの老夫婦が、 <br />こんな本の内容まで知ってるなんてことは考えられないので、 <br />たぶん適当なのだろう。 <br /><br />それとも本の卸の段階で、 <br />このコミックスは人気があるとかないとか教えているのかもしれない。 <br /><br />そこらへんの出版流通事情はわからないので、なんとも言えないが、 <br />そんなめんどくせーことしねーわなとは思う。 <br /><br />コミックスの新刊を見回し、 <br />他にほしい本がでてないか探してみる。 <br /><br />特にないようだ。 <br /><br />レジに行き商品を渡す。 <br />おじいさんがゆっくりした動作で会計処理をしていく。 <br />お金を渡し、お釣りを商品と一緒にもらう。 <br />おばあさんだと「ありがとうございます」と言うんだが、 <br />おじいさんは言わないらしい。 <br /><br />ここの本屋はこの老夫婦の趣味みたいなもんなんだろうか。 <br />利益のことなんて気にしてないのかもしれない。 <br />マニアックなエロ本をこのご老人が選んでるのかと考えたら、 <br />少し口元がほころんだ。 <br /><br />小さな本屋とか経営したいなぁ、楽しそうだ。 <br />そしたらオレもマニアックなエロ本を仕入れよう。 <br /><br />本をいれてる袋には魚が猫を食べようとしている、 <br />可愛らしいイラストが描かれていた。 <br /><br />本を脇に抱えながらお釣りをしまい、店をでる。 <br /><br />寒さが身にしみた。 <br />やっぱり12月だ。 <br /><br />吐く息が風に流されながら白い曲線を作っていく。 <br /><br />少しでもぬくもりを求め、自動販売機の前へ。 <br />缶コーヒーでも買おうと思ったからだ。 <br /><br />ブラックを買うべきなのだろうが、 <br />どうしても甘いものの誘惑に勝てず、甘いコーヒーを購入。 <br /><br />それを両手で握り締めながら歩き始める。 <br /><br />あったかい……。 <br /><br />本当は缶コーヒーをにぎってる手だけがあったかいのだが、 <br />そのぬくもりが全身にいきわたってるように感じる。 <br /><br />しばらく握っていたが、今度は手が熱さで痛くなってきたので、 <br />左手から右手へ、右手から左手へと、 <br />お手玉のように軽く投げだす。 <br /><br />冬に散歩して缶コーヒーを買うと思い出すことがある。 <br />それは尾崎豊の『15の夜』だ。 <br /><br />『100円玉で買えるぬくもり　熱い缶コーヒーにぎりしめ』 <br /><br />歌詞の2番にあるこの部分が頭の中に流れる。 <br /><br />消費税の導入で110円、120円と値段が変わった缶コーヒーだが、 <br />彼が15の頃に感じたぬくもりはそのまま感じれるわけだ。 <br /><br />厳密に言えば温度は変わってしまったのかもしれない。 <br />子どもの頃に感じたぬくもりより、最近のはやや熱い気もするし。 <br /><br />でも、気持ち的に感じるぬくもりは似たようなものだろう。 <br /><br />なんかほっとする感じ。 <br />ささやかではあるが、幸せな気持ちにさせてくれる。 <br /><br />幸せか……。 <br /><br />果たして今のオレは幸せだろうか……？ <br /><br />ミクロに考えれば今のオレは幸せだ。 <br />少なくとも缶コーヒーのぬくもりに幸せを感じている。 <br />夜に散歩するのも好きだから、 <br />好きなことをしている幸福感も感じているだろう。 <br />それに、家に帰ればあったかいし、今買ったマンガもある。 <br />仲のいい友だちも多いし、彼らとバカやってれば幸せだし、 <br />好きな音楽を聴けば幸せになれる。 <br />幸せを感じる要素はたくさんある。 <br /><br />では、マクロに考えた場合は？ <br /><br />素直には幸せだとは感じられない。 <br />病気のことや将来のことなど、 <br />それにもしかしたら犯罪者の餌食になるかもしれないことを考えると、 <br />やはり生きていくということは不幸だと考えてしまう。 <br />どうしてもネガティブになってしまう。 <br /><br />でもこれって結局オレの考えかたなんだよなぁ。 <br /><br />ミクロの集合体がマクロであるなら、 <br />オレの幸福感は矛盾することになる。 <br /><br />いや、実際矛盾してるのだろう。 <br /><br />不幸になるかもしれないことを考えて不幸に浸ってるだけで、 <br />ふたをあけてちょっと冷静に現状を見てみれば不幸ではないのだ。 <br /><br />そう少なくとも今のオレは幸せだ。 <br />そしてこれから先のオレもきっと幸せなはずだ。 <br /><br />オレは永久幸福論者だ。 <br /><br />でも世の中には犯罪の被害にあうなど、 <br />彼らの日常に関係ないところで不幸な目に遭う人たちがいる。 <br /><br />その人たちをニュースで知ったときのオレは、少なくとも不幸だ。 <br /><br />自分に関係ないんだから気にする必要はないだろ。 <br /><br />よく友人に言われる言葉だ。 <br /><br />それが正しい反応なんだと思う。 <br />ちなみに決してオレはその友人たちがそう言うことで、 <br />彼らを冷たい人間だとは考えはしない。 <br /><br />オレの中の大人のオレはそれが正しいと思えるからだ。 <br /><br />とっとと大人になれよ、とオレの中の大人のオレが言う。 <br />でもオレの中の仮面ライダーに憧れてた子どもの部分が、 <br />それを頑なに拒否する。 <br /><br />世界は善悪二元論で構成されたものではない。 <br />ショッカーと仮面ライダーの対立で世界はできてないのだ。 <br />純粋な善も純粋な悪もホントは存在しないのだろう。 <br /><br />そもそも善悪の境界線なんてものは個人の価値観によるものなのだ。 <br /><br />殺人で幸せを感じる人たちもいるのだ。 <br /><br />そういうマイノリティを悪だと決め付けるのは、 <br />やはり数の暴力でしかないのかもしれない。 <br /><br />犯罪者の暴力を悪だとするなら、 <br />数の暴力も悪と考えなければならないのでは？ <br /><br />大人になるにつれて、色々な勉強をして、 <br />色々な考え方はできるようにはなった。 <br />相手の立場でものを考えるようにもなった。 <br /><br />でも、オレの価値観で許せないものは存在する。 <br />それはオレがまだまだ心が狭いからかもしれない。 <br /><br />もしオレがどんな人の所業も許せるような心をもてたら、 <br />オレは本当の意味で幸福な人になれるのかもしれない。 <br /><br />でも、なんかそれはオレじゃない気がする。 <br /><br />もしかしたらオレはメサイアコンプレックスなのかもしれないな。 <br /><br />だったら、少なくとも今の自分の幸せな現状を噛みしめながら、 <br />救える人たちの救済を考えていけば、 <br />オレはもっとハッピーになれるんじゃないだろうか。 <br /><br />なんかやれることはないかなぁ。 <br /><br />ぬるくなってきた缶コーヒーを開け、一口飲む。 <br /><br />コーヒーの香りと甘い味が口の中に広がっていく。 <br /><br />うん、幸せだ。 <br /><br />ひとまず、これでいいんじゃないだろうか。 <br /><br />ささやかなことに幸せを感じながら日々をすごしていく。 <br />そしてその中で自分が不幸を感じてしまう事柄で、 <br />何かできることはないか考えていく。 <br /><br />そしてそれを行動に移していく。 <br /><br />こつこつと小さな幸せを積み重ねていこう。 <br /><br />人生はつらく苦しいものかもしれない。 <br />でも笑ってる日がないわけじゃない。 <br />そんなショーペンハウエル的なことを考えながら、橋を渡っていく。 <br /><br />そんな24の夜。 ]]>
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<dc:subject>エッセイもどき</dc:subject>
<dc:date>2007-08-17T02:35:16+09:00</dc:date>
<dc:creator>あんだぁばーど</dc:creator>
<dc:publisher>FC2-BLOG</dc:publisher>
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